ワイパーゴム交換は簡単

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自分で交換できる一番簡単なパーツとして、ワイパーゴムが挙げられます。ワイパーゴムは、工具も要らず、専門的な知識も特にはいりませんので、手軽にできます。まず、部品を調達しに行くことから始めましょう。ワイパーゴムもさまざまな種類があり、お店に行った際に迷ってしまうことがありますが、分からないことは店員さんに聞き、購入するようにします。ワイパーゴムを購入する際に気をつけたいのは、自分のブレードに装着が可能かどうかという点です。一部のパーツは、現在取り付けられているワイパーブレードに形状的に合わない物があります。
特に外国産車の場合は特殊なものを利用している場合もありますので注意が必要です。また、ゴムの長さは決められていますので、正しいものを購入するようにしましょう。ワイパーの長さを測るときには、あらかじめメジャーなどで計測をするか、お店で長さを測ってもらうようにします。また、交換をする際には片方だけでなく、両方とも交換するようにしましょう。その方が、次回交換する際にも両方同時に行うことができ、ワイパー自体にも拭きムラが均一になり、安全面も高くなります。交換の方法ですが、まずはゴムの長さを確認し、ツメのある方向と、どこの溝がブレードを通っているか確認しましょう。細かくて見づらいものもありますが、実際にくっついているワイパーゴムで現物確認し、どこがストッパーのツメになっているかを見ておき、確認後、まっすぐブレードと水平に引っ張ります。ワイパーゴムには、形状を維持するための金属棒が入っていることがありますので、ケガのないように慎重に行いましょう。
そして、新しく購入したワイパーゴムをゆっくりとブレードに通していきます。この際、金属棒がしっかりと入ったままになっているか、入れ終わった後には、ストッパーがしっかりとはまっているかをチェックしてください。これで、ワイパーゴムの交換は完成です。最後に、ワイパーゴムは交換が比較的簡単ですが、毎回ゴムだけというわけにはいきません。2回から3回に1度はワイパーブレードごとの交換をすると、さらに整備の効果がアップするでしょう。ブレードごとの交換の場合も、ほとんどは工具なしで交換ができるものばかりです。

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    川栄 麦夫

    自動車をこよなく愛する中年男です。 運転ももちろん、整備や点検もできます。メカいじりが大好きで大好きで。。。 しかし、この間、ある部品を手で握ったら、大きな怪我をしてしまいました。気をつけなくてはなりませんね。 そろそろ、メカいじりも卒業かなと思っています。